神奈川新聞掲載作品のご紹介、いよいよ終盤です。
11月30日から12月8日までは、今年の7月、山手西洋館の外交官の家に展示させていただいたヘンゼルとグレーテルの作品を掲載していただきました。
この展示も、大きな挑戦であり素晴らしい経験となりました。
今考えても本当によく出来たな~と思います。
毎年毎年少しずつハードルが上がっていますが、来年は一体どんな事を経験出来るのでしょうか?
ハードルが上がる分1人では絶対出来ませんので(笑)、皆様お力お貸しくださいね^^
それでは作品をご紹介していきます♪
◆11/28「くまさんと風船」8yellowlemonさんの作品
可愛いオーバーオールを着たくまさんと風船のクッキー♡
とても可愛いです♡
オーバーオールの金具がくまさん!ステッチも細かくてツボ♡
くまさんと風船の組み合わせもとてもキュートなクッキーです♪
8yellowlemonさん、たくさんのクッキーのご提供ありがとうございました!
◆11/30「ヘンゼルとグレーテル(山手外交官の家で展示)」以下全て私の作品となります。
今年の7月、横浜山手西洋館 絵本フェスティバル2018『西洋館で物語の世界を旅する3日間』というイベントが開催され、私は「外交官の家」でヘンゼルとグレーテルの物語の世界を作らせていただきました。
外交官の家の大広間をヘンゼルとグレーテルが迷い込んだお菓子の家にみたて、テーブルの上にはカラフルなお菓子などを全てシュガー作品で作り、8枚のお皿の上には絵本のストーリーを8枚のクッキーに詰め込んでディスプレイさせていただいた写真です。
メインテーブルのディスプレイについて詳しく書いていますので、良かったら見てみてください^^
絵本フェスティバル2018 西洋館で物語の世界を旅する3日間 お菓子の家とヘンゼルとグレーテルの世界【メインテーブルディスプレイ】
本当に素晴らしい経験でした。
あんなに徹夜したの、人生で初めてかも!というくらい(笑)
8枚のお皿に込めた厳選した8シーンを一枚ずつ、毎日掲載していただいたのが以下の写真です。
◆12/1「ヘンゼルとグレーテル」
大切な登場人物の2人。
あまりにみすぼらしのは切ないので、私のイメージする可愛い2人を作ってみました。
ボロボロすぎると可哀想なので、可愛い色味の服プラス継ぎはぎで。
◆12/2「石を目印に森から帰る2人」
結構複雑なお話しですが、何と言っても厳選の8枚にしなくてはいけないのでかなり無理矢理お話しを進めています(笑)
まま母に森に捨てられる2人ですが、ヘンゼルが山の奥へ捨てられる時に、持っていた小石を落として家までの目印にしていたので、夜中にその小石を目印にして家に帰る2人を表現しました。
◆12/3「森に捨てられ目印のパンを鳥に食べられてしまう」
一度は家に帰れた2人ですが、またまま母に森に捨てられてしまいます。
その時は小石を持っていなかったヘンゼルが、朝ごはんに与えられたほんの少しのパンをちぎって落として帰りの目印にしようと思っていたのですが、2人が眠ってしまっている時に目印のパンを鳥たちに食べられてしまうシーンです。
◆12/4「森でお菓子の家を発見!」
目印がなく、家に帰れなくなった2人が森を彷徨っている時に突然あらわれたお菓子の家!
テーブルの真ん中に大きなお菓子の家をディスプレイ。
子どもっぽすぎず、でもキュートでお洒落なお菓子の家を作ってみました。
かなり大変だったお菓子の家のこだわり、良かったらみてみてください^^
絵本フェスティバル2018 お菓子の家とヘンゼルとグレーテルの世界【お菓子の家のこだわり】
◆12/5「夢中でお菓子を食べる2人」
森で彷徨いお腹ぺこぺこの二人の前に現れた夢のようなお菓子の家。
夢中でお菓子を食べる2人です。
◆12/6「お菓子の家に住む魔女に捕まってしまう」
お菓子の家は、子供たちをおびき寄せる罠。
そこには子供たちを食べてしまおうと企てる魔女が住んでいたのです。
そんな恐ろしい魔女ですが、やっぱり恐ろしすぎる魔女は作れず、ちょっとお洒落なお婆さんになってしまいました(笑)
◆12/7「グレーテルが魔女をかまどへ!」
お話しは急展開しますが、なんといっても8枚でストーリーを完成させなくてはいけないので(笑)
恐ろしい魔女に捕まったヘンゼルとグレーテル、食べられそうになる直前に、グレーテルが魔女をかまどへ突き落してしまうシーンを表現してみました。
ヘンゼルとグレーテル、お菓子の家、というキーワードは覚えていても、はっきりとしたストーリーを説明出来ない人が多いお話しですが、ここは皆が知っている印象的なシーン、必ず作ろうと最初から決めていた所です。
とても苦労しましたが、立体的に仕上がって、とても好評だったシーンです。
◆12/8「お父さんの待つ家へ帰り幸せに暮らしました」
最後のシーンはHAPPY END。
まま母と一緒になって子供たちを森へ捨てた事を後悔していたお父さんのもとへ、無事に帰る事が出来た2人。
問題の酷いまま母は病気でなくなっている設定で、3人は幸せに暮らしました、という最後のシーンです。
このシーンも描きたかったもの。
3人がギュッと抱き合っているこのクッキー、私のお気に入りです。
ストーリーの説明も書いていますので、良かったらご覧ください^^
絵本フェスティバル2018 お菓子の家とヘンゼルとグレーテルの世界【アイシングクッキーでストーリー】
以上10作品のご紹介でした!
いよいよ最後の作品達のご紹介です!