8月に可愛いクッキーを作らせて頂いた 横浜の歯科技工所 株式会社ウェイドさまから2度目のご依頼を頂きました。
社長さんが尊敬されている歯科技工所さんへのサプライズプレゼントという事で、私も気合が入ります。
札幌市の手稲という地名にあるその会社さん、その地域のゆるキャラの「ていぬくん」をモチーフにというご依頼で、2種類のクッキーを作らせて頂きました。
8月のクッキー同様、ひとつには歯ブラシを、もう一つはマフラーを巻いた ていぬ君です。
マフラーの柄はご依頼通り☆マーク。
何とも癒される可愛い子^^
プロフィールを読むとさらに愛着わいてきます。
「手稲(ていね)地区」から「ていぬ」と名付けられ、手の形をした犬だそうです。
好きな食べ物はかぼちゃ・すいか(手稲地区特産品)、鼻の色はその食べ過ぎだそうですよ(笑)
ゆるきゃらって本当に作りこまれていて楽しい^^
会社さまのロゴも入れて。
スタッフ思いの社長さん、社員旅行にみんなを連れて行ってあげたい、尊敬する会社さんを見せてあげたい!という事で、このクッキー達も一緒に北海道まで連れて行って下さいました。
ずらり!
合計50枚です!
シンプルに見えるクッキーは、実はとても難しく。
今回も色々と勉強になりました。
50枚、粉からクッキー生地を作り、型を作り、型を抜き、クッキーを焼き、アイシングを作り、着色し、固さを調整し、やっとアイシング。
一枚を一気に仕上げられないのでパーツを分け少しずつ仕上げていきます。
その工程は、歯科技工士さんが一人一人の歯に合わせて完全オーダーメイドで世界でたった一つの歯を作る事と似ていると最初にお会いした時に社長さんがお話しして下さいました。
アイシングクッキーを作った事がない社長さんがこの工程をイメージして、その価値を分かって下さった事が何よりも嬉しかったのです。
物を単なる物としてみるのではなく、そこに至るまでのプロセスを想像出来ると、世界はもっとドラマチックに色づいて見えるんだろうなと思います。
実際、歯のオーダーメイドという事を考えた事がなかったので、このご縁を通じて私の世界は少し広がりました。
尊敬する大切な方達への大切なプレゼント、たくさんの素敵な物が溢れている中で、超アナログな私のクッキーを選んで頂けた事、本当に感謝でいっぱいです。
とても壊れやすいとお伝えしていたので、厳重なラッピングの準備をして荷物を増やしてまで持って行って下さって本当にありがとうございました。
プレゼントされた皆さんが喜んで下さっていると嬉しいです。
そして、喜こばれている方を見て「このクッキーを選んで良かった!」と思って下さっていたらもっと嬉しいです。
心が温かくなるクッキーのご依頼、ありがとうございました!
社長さんの書かれているブログを読んで、私も一緒に北海道へ旅行した気分です♪