ヘンゼルとグレーテルと言えば『お菓子の家』。
外交官の家の天井は高く、お部屋も広くテーブルは3メートル×1.2メートル。
その空間に小さなお菓子の家ではインパクトが薄すぎるので、色んな条件のもと、精一杯の大きさにトライしてみました。

大きさは約30㎝の立方体。
家にあると結構存在感ありますが、外交官の家に持っていくとこの大きさがあって良かったなと思いました。

まずが正面から。

ピンクベージュな壁はアイシングです。
その他はほとんどシュガーペーストを使用。

扉も窓もカーテンもマカロンも煉瓦も、全部お砂糖で出来ています。

窓の飾りや扉の飾りは得意な細かい装飾で。
細い線は全てアイシングを使用しています。

緑の芝生部分はクッキーです。この芝生、すごく高級(笑)

扉もとてもお気に入り♡
建て付け悪いね、って美佐先生に突っ込まれましたが良いんです！(笑)

この扉は固定せず少し開けて中をちらりと見られるように。
チラ見ってなんだか萌えますから(笑)

こだわりポイントは色々ありますが、カーテンアクセサリーもこだわっていますよ。
正面の窓から見えるのは、メロンパン！

後ろ側のカーテンアクセサリーはプレッツェル！

向かって左側は板チョコ！

向かって右側はカフェカーテンです☆

最初は全部プレッツェルを作っていたんですが、あ、メロンパンも可愛い、あ、板チョコも良いんじゃない！全部変えちゃおう！って深夜の2時ころ、1人変なテンションで作り続けておりました(笑)

深夜の方が色んなアイデアが浮かんで来て、夜型人間だわ～って再認識。

メイキング②で窓の飴は溶けてしまうから断念したと書いたら、もちこちゃんから「板ゼラチンがレトロで可愛くて良いよ～」と天使のメッセージ。
ガラスみたいで本当に可愛くなりました♡

屋根もとてもお気に入り。
これは構想段階でお手伝いに来てくれていた祐子さんからヒントをいっぱいもらって完成したデザイン。
繊細でお洒落な雰囲気にしたくて、他のお菓子達とのバランスも考えて。

「ちょっとさみしいかな？」「レース絞りすぎるとやり過ぎ感あるよね」とか、相談しながら作っていけたことは本当に助かりました。
私の好きなテイストを分かってくれていて、好きの感覚が似ている祐子さんだったからこそ＾＾

統一感をだしてくれる白いお花も中の小さなパールも全て食べられる素材です。
よくレッスンでも活躍してくれているので、acorne生徒さんにはおなじみ素材ですね＾＾

お菓子の家を作る時に設計図から作ったのですが、持ち運びなどを考えて屋根は取り外せるようにしました。
これは大正解。
屋根を外せると本体自体はそこまで重くないので持ち運びもしやすいし、何と言っても素敵な家具を入れる事が出来ました♡

お家の中にはキッチンや小さなテーブル、テーブルの上にはドーナツやティーセット！
これはお友達のくろちゃんにお借りしたシルバニアファミリーのミニチュアたち。
大きさがぴったりだったのに私が驚きました！

家の中も白のアイシングで漆喰仕上げ♪

私がいる間は、時々屋根をオープンにして中を見て驚いていただきました＾＾
通常はクローズとなっていますので、扉や窓から頑張って中をのぞいて頂けると嬉しいです＾＾

説明しだすとこだわりがありすぎて鬱陶しいと思いますので、これくらいにしておきます(笑)
上品で可愛く、繊細で夢の詰まったお菓子の家、気に入っていただけると嬉しいです。

写真はクリアに移っている搬入前の物を使いましたが、外交官の家の素敵な雰囲気の中にいるお菓子の家の方が、もっともっと素敵に見えると思います。
是非たくさんの方に見ていただきたいなと思います＾＾

展示期間　7/28（土）18：00まで
展示場所　外交官の家　[山手・イタリア山庭園内]
住所　　　横浜市中区山手町16番地
最寄駅　　JR「石川町」駅、元町口から徒歩5分
入館料　　無料