2017年から関わらせていただいている『会社まるごとギャラリー』
会社まるごとギャラリーでは、金沢区にある山陽印刷さんの社内をメイン会場として、様々なアーティストさんが独自の感性で、インク缶や不織布、切断紙など工場から出た廃材を使って作るアート作品の展示やワークショップが開催されます。
今年はコロナの影響から、社内での展示やワークショッップは中止になってしまったのですが、一部のアート作品を様々な場所やWEB上で展示して見ていただくことになりました。
2020年のテーマは「世の中を明るく元気に楽しませるアート」
タイトル: 「Reborn=リボーン」
企画していただいていたアイシングクッキーのワークショップは中止になってしまいましたが、リアル展示とWEB展示で参加させていただいています。
2017年の初参加の際から、とても美しい布だなと思っていた山陽印刷さんの廃材の不織布を使わせていただき今年のテーマとタイトルを私なりに作品で表現してみました。
まるで意図して複雑な色彩に染められたような美しい布。
こちらは、印刷機の掃除に使用された布なのです。
今年のテーマ、世の中を明るく元気に楽しませるアート、
タイトルのRebone、生まれ変わり、再生などの意味を私なりに考えてみました。
明るく可愛い作品をとも考えたのですが、この布を見た最初の印象が「こんな布のワンピースがあったらかわいいな〜」のインスピレーションに従い、美しい作品を作る事に。
女性は美しい物に触れる事で、明るくなったり元気になったり勇
女性が元気だと世の中はもっと明るくなる♡
アイシングで作った女性画に、山陽印刷さんの印刷機の掃除の際に出来上がる不織布(廃材)をドレスに見立てて美しく再生し、アコルネの新事業でもあるタティングレースのアクセサリーの失敗モチーフ(廃材)をアクセントに使い、新たな価値のアート作品として再生させました。
作品のタイトルは
「再美新価(さいびしんか)」
4文字熟語を作ってみました!
不要とされる物を新しい価値で美しく再生。
展示していただく1作品と、WEB展示の3作品で一つの「再美新価」の作品とし、1点ずつ漢字を変えて(美だけ一緒)各作品名にしました。
■WEB版①「再美新価・美」
■WEB版②「再美新価・清」
■WEB版③「再美新価・華」
廃材とは思えない美しい色彩の布。
小さな頃、お人形遊びの時に新しいドレスが欲しくて欲しくてたまらなかった子供でしたが、今その夢を実現できました。
メインの展示作品は、株式会社中込製作所さまの敷地内にあるケースに展示していただけるそうです。
WEB展示は、会期スタートの9月26日から公開されるそうですので、公開されましたらご案内させていただきます^^
タティングレースとアイシングのコラボ♡こちらも嬉しい♡
私にしか作れない作品をいつも目指していきたいなと思っています。
こちらのWEB展示作品3点はアコルネの教室に展示していますので、レッスンにお越しの際は是非実物をご覧ください♡
アイシングだけで作る作品はどうしても夏場の湿度で溶けやすいのですが、アイシング部分の少ないこちらの作品はディスプレイにも最適♡
山陽印刷さんの美しい廃材。
世の中には、廃材として扱われるものがとても多いと思いますが、見方を変えたら素敵なものに生まれ変わる事って多いのではないでしょうか。
ある人が見たら単なるゴミ、でも全く違う人から見たら宝物。
今のコロナの状況も、不自由で不安な生活ではありますが、これをきっかけに気づいた事も良い方向に向かっている事もあり。
物事には常に2面あり、それをどう捉えていくかは自分次第だったりします。
せっかくなら、良い面に目を向けてRebornしていきたいなと思います。
いつもいろんなきっかけをくださる「会社まるごとギャラリー」には感謝でいっぱいです♡
他のアーティストさんの作品も楽しみです!
会期スタートまで、もう少しお待ちくださいね^^