亜急性甲状腺炎になりました②の続きです。
3月26日(木)〜1週間 プレドニン4錠
夜中の痛みと戦い、ようやくステロイド開始です。
ステロイドを飲むことへの不安もありますが、とりあえずそんな事は言っていられないと服用。
38度あった熱も痛みも、お昼頃にはスーッと消えていきました。
ステロイド、すごい!
と言っても微熱はあり、体もだるくやる気は全くおきない感じ。
疲れやだるさは、この疾患の特徴だそうです。
お薬の効きが徐々に弱まってくる夕方からは熱も上がってきて痛みも出てくる感じでしたが、ステロイドの威力は絶大で、どんどん痛みが取れていきました。
もうこれで治るんだな〜と軽く思っていたのですが、見事に裏切られます。
4月2日(木)〜1週間 プレドニン3錠
高熱は出なくなり、右の甲状腺の痛みもなくなってきていましたが、ずっと37度台をうろうろ。
2日からはステロイドが1錠減り、気持ちは少し楽になるのですが、なんだか今度は左の甲状腺が痛むような・・・
気のせいよね、と思ったのですが、先日のエコー検査での先生の
「左は痛くありませんか?」
の言葉が蘇ってくる。
その後、主治医の先生からは特に何も言われなったし、聞くのも忘れていたのですが、今度は左が腫れてくるの?!と不安が押し寄せる。
ちょうどお薬の量が4錠から3錠へ減っている事も不安。
明らかにどんどん左の甲状腺が腫れてきて、腫れてくると同時に高熱が出始める。
嘘でしょ〜orz
また痛みと高熱と動悸、発汗の夜が始まるのでした。
寝る前にリラックスする為にアロマをディフューズして寝るのですが、痛みで起きると3時間タイマーのディフューザーがまだ可動している・・・ということは寝てからまだ3時間も経っていないのか・・・
早く夜が開けてお薬を飲ませてーーーー
この戦いを続けることになるのです。
お薬を早めに飲んでしまうと、次回の検査までお薬が持たないし、それは怖すぎる。。。
4月6日(月)
土日をなんとかやり過ごし、左が腫れた事、お薬の量が少ない事に不安もあり、とりあえず病院へ電話をすることに。
症状を説明し、コロナもあるし、お薬を電話処方とかしてくれたりするかな?(そんな事ありえないですよね)なんて思っていたけれど、先生からは
「とりあえずロキソニンと併用して様子をみてください」
チーン。。。
それで大丈夫?私の左の甲状腺は破壊されまくって戻らないって事はありませんかーーー???!!!
と心の中で叫ぶけれど、「はい、わかりました」と電話を切る。
今でもこんなに痛いのに、4月9日からはさらにお薬が減るのです。
痛みの恐怖にメンタルもやられます。
酷い時はロキソニンと併用して、でもステロイドという強いお薬を飲んでるので、ロキソニンまで飲みたくないーという気持ちもあり、なんとか抑えめに頑張っていました。
4月9日(木)〜1週間 プレドニン2錠
痛むと何も喉を通らないので、4.5キロも体重が減ってしまっていました。
ダイエットしてる時なら嬉しい減量ですが、このまま減ってカリカリになったらどうしよう><とそんな不安も押し寄せます。
これもホルモンに関係していたのかもしれません。
甲状腺ホルモンって、元気の源なのです、みなさま!大切にしてくださいね。
4月15日(水)
待ちに待った(?)再検査日。
前回はかなり時間かかってしまったので、この日は8時半に病院へつき、少し勝手が分かり始めて、自分の行動が怪しくない感じ。
血液検査のみの指示だったけれど、エコー検査も一緒にやらせてよー。の気持ち。
血液検査の結果が出る1時間後、診察開始。
「あ〜、腫れちゃったね」
そうなんですってば!めちゃ痛いって連絡したじゃないですか!!
「エコー検査した方が良いね」
だからー、私もそう思ってましたってば!!!
心の声が叫びます。
また検査室へ。
大きな病院ってば、本当に大変ですね。
あっちへ行ったり、こっちへ行ったり。おかげで、病院内に少し詳しくなってきます。
エコー検査開始。
前回の先生じゃありませんでした。
最初からなんだか乱暴な感じ。
そして、エコーも無神経にぐりぐりぐりー!!!!
痛いってばー!!!!!!!!💢
激しく腹立たしい気持ち。こんな気持ち、久しぶりです。
私はこの時まで、実は本当は違う甲状腺の病気なんじゃないだろうか・・・と思っていたのですが、左右にある甲状腺の片側が腫れ、その腫れが移動するのも亜急性甲状腺炎の特徴でもあるらしいのです。
グリグリと痛めついけられて傷心で診察をまた1時間ほど待ちます。
大きな病気をした事がなかったので、私にとって3週間も強いお薬を服用すること、そしてまだ痛みの真っ只中にいる事が不安で、そんな気持ちを先生に話してみました。
良くなったり、悪くなったりを繰り返して少しずつ良くなってくるから、との先生の言葉に
「長期戦になりそうですね・・・」と私、ポツリ。
「・・・いや〜、長期戦って半年経っても良くならなかったら使う言葉ですよ。」と笑われました。
うそ・・・そんなもんですか?
「不安が強いんですね、半年経っても良くならない場合は他の病気を疑いますが、強い薬も一過性だと割り切って、あまり心配しないで。」と優しい言葉。
チーン・・・からまた立ち直りました。
血液検査の結果が
CRP・・・6.20(前回5.57) (炎症)
TSH・・・0.056(0.031)(脳下垂体から分泌されるホルモン)
サイログロブ・・・74.29 (98.68)(甲状腺に炎症があると上昇)
FT3・・・2.77 (3.80)(甲状腺ホルモン)
FT4・・・1.12(1.58)(甲状腺ホルモン)
前回に比べてCRPの値が高くなっていますが、他は少しだけ下がっています。
この時は数値をみても分かりませんでしたが、3回目の検査結果を比べると、数値が明らかに変わるのでまだ炎症真っ只中、って感じだと思います。
検査結果から、またお薬の量が増えました。
4/16〜4/29 プレドニン5mg✖️3錠
4/30〜5/8 プレドニン5mg✖️2錠
次回の検査は5/9
先生のお言葉とおり、本当に良くなったり悪くなったりを繰り返します。
酷い時は39度まで熱が上がり、良くなったかな〜治るかな〜と思ってはドーンと奈落の底へ(大袈裟な)突き落とされるような日々を繰り返します。
高熱が出るとさすがにメンタルも弱ってきて、このままベッド生活だったらどうしよーとポロリ。
不治の病の方や、ずっと入院されている方の気持ちが初めて少しだけ分かった気がします。
この頃気をつけていたことは、食欲がなくても食べること。
栄養学に詳しい恵美さんから、ステロイドホルモンの受容体がタンパク質であり、受容体がしっかりと立体構造であれば、しっかりと薬を受け取り作用してくれるとのこと。
ステロイドの長期服用は副作用が心配なので、できるだけ短期でしっかりと効かせて終わらせるのが理想。
お薬だけ飲んでいてもいけないのですよね。
それをしっかりと取り込める物がなくてはいけない。
私はかなり健康や栄養に関しては意識していたのですが、タンパク質であるプロテインを通常の1.5倍量摂るようにしました。
お肉やお魚など良質なタンパク質をそれほど食べる気になれなかったこと、料理する気力もなかった日は、飲めるプロテインはとても助かりました。
そして健康にとっても詳しい由佳子さんにも色々教えていただき、炎症には亜麻仁オイルがおすすめとのことで、こちらも良質なオイルをネットで取り寄せ、毎日飲むようになりました。
疲れている脳を休める為に、アロマをずっとディフイーズしたり、簡単なヨガを朝晩して体をほぐしたり。
甲状腺が痛いのであまり無理はしませんでしたが、体を動かすことも大切ですね。
4月25日(土)の夜に39度近く発熱しましたが、それから少しずつ高熱の頻度も落ち着いてくるようになってきました。
4月30日(木)
この日からお薬2錠スタート。
お薬が減ることに不安がありますが、とりあえずしっかりと睡眠をとって自分の好きな事だけをしようと、韓流ドラマ三昧の日々を過ごしておりました笑
またまた長くなりましたので④へ続きます。