昨日、急に降り出した豪雨の中、
楽しみにしていたお菓子教室主宰の
テーブルマナー教室に行ってきました。
毎年開催されていますが、今年はミシュランガイドにも掲載された
『鎌倉鉢の木』さんです。
お料理の前に、社長さんから日本料理のお話や歴史のお話、
今日頂くお料理の説明をして頂きます。
お料理が出て来ると、器のお話や素材のお話、食べ方なども
良いタイミングで教えて下さいます。
ただ食べるよりも、耳と目と舌でじっくり味わえるのは
とても贅沢です。
最初に出てきたお料理
先付け
胡麻ペーストとすり鉢ですった胡麻も入っています。
胡麻の香りがとても良い一品。
生山葵は少しツンとする程度なマイルドな辛味です。
綺麗な器。
夏の器は縁が広く、逆に冬は縁が狭い物を使われるそうです。
そんな視点からお料理を見るのも楽しいです。
お椀盛り
次に出て来る阿久根鯛のアラを使った潮汁です。
絶妙の塩加減。
薄いお汁を作る事は簡単だけど、あと少しのお塩をするかしないかが
料理人の腕の見せ所だと言われていました。
鯛の脂の甘さもあり、
あっさりしすぎていないコクのあるお味でした。
お造り
阿久根の鯛。
鹿児島県北西部に位置する阿久根市は東シナ海に面し
激しい潮流で鍛えられて身が締まって美味しいそうです。
普通は何点盛りかのお造りが一般のようですが、
今回は美味しい鯛の一点盛り☆
5切れも盛られていました。
添えられているピンクのお花は紫蘇のお花。
紫蘇の葉の真ん中に咲くそうです。
可愛いお花。
でももちろん綺麗に頂きました^^
八寸
扇型の器に綺麗に盛り付けられた八寸。
綺麗なワンプレートです。(全体像の写真ありませんが^^;)
ちょっとずつ色んな種類を頂けるのは嬉しいです。
素材の味が楽しめるプレートでした。
焼物
鮎の塩焼きです。
天然か聞き忘れましたが、HPで『天然』と書かれていたので
天然です☆
焼く前の鮎を見せて頂きましたが、嫌な臭みは全くなしの
ツヤツヤな綺麗な鮎。
お部屋で焼いて下さった熱々の鮎。
骨がするりと抜ける食べ方も教えて頂きました。
ヒレを取り、表・裏とお箸で優しく押さえ、
鮎を立てて上からも優しく押さえます。
骨と身をしっかり離すようにするのがポイント。
最後に尻尾を取り、身を押さえながら頭から
ゆっくり骨を抜けば完成。
でもなかなか難しく思うようには行きませんでしたが^^;
鮎のお味は本当に美味しかったです。
ふっくらとした身にパリっとした皮、適度な塩加減。
内臓も苦味があまりなく食べやすかったです。
ヒレも香ばしかった♪
御食事
焼きおにぎり茶漬けです。
おにぎりにはシソ昆布(かな)も入っていて爽やか。
お腹いっぱいのはずが、お箸が進みます。
香物のの溜まり生姜も濃い味ですがご飯が進みます。
minacoさん、美味しく出来たら教えて下さい^^
甘味
おぜんざいですが、入っているのはお餅ではなく粟麩。
生麩まんじゅうよりもしっかりとした
グルテン!という感じの食感。
弾力のあるお餅って感じの少し不思議な美味しい粟麩でした。
おぜんざいも小豆の柔らかさも甘みもとっても美味しかったです。
結構ボリュームがあるかな?と思ったけど、ペロリ^~^
美味しいお料理もそうですが、とても丁寧なサービスに
分かりやすくて興味深いお話。
お料理に夢中で聞いた事の半分は抜け落ちてそうですが・・・
初めてお話する方とも楽しい時間を過ごさせて頂きました^^
鉢の木の皆さん、企画してくださる先生、ご参加の皆さん、
どうもありがとうございました!
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