昨日母から連絡あり、実家のねこちゃん、みにぃが亡くなりました。
私が実家に住んでいた最後の1年間、子猫の時から一緒に過ごしたねこちゃんで、その後は帰省の時しか会えなかったけど、とてもユニークでお顔の綺麗なねこちゃんでした。
初めて飼った1代目のねこちゃんは、みーちゃん。
その子も17歳まで生きてくれて、小さい時から大人になるまで、ずっと側で一緒に過ごしてきました。
とっても優しくて、友達が遊びに来ると友達の膝に座ってあげて「おとなしい〜置き物みた〜い」と誰からも愛されるおとなしいねこちゃんでした。
寝る時は、3人兄妹で一人ずつみーちゃんを抱えて布団に入り、寝付いたらそーっと出てきて、また違う子供に捕まり、3人寝かしつけをして、最後は父のお布団に行く、というような本当に優しい子だったみーちゃん。
そんなみーちゃんが亡くなった時も、悲しくて寂しくて泣いてばかりいたのを覚えています。
亡くなったと分かっていても、コタツに足を入れて何かに当たると、「あ、ごめん!みーちゃん!」と咄嗟にみーちゃんの存在を思い出してしまう事も最初は多かったです。
やっぱり亡くなると可愛いそうだから、もうねこちゃんは飼わない、という感じだった母ですが、ある日、病院で産まれたねこちゃんだったか、病院で保護してるねこちゃんだったかがいて(記憶が曖昧)
両親がちょっと見に行ってみるととっても可愛い三毛猫ちゃんで、もう一度ねこちゃんをに飼うことになったのでした。
名前は私が勝手に悩んで、
大好きなみーちゃんの次に来てくれた子だから、みーちゃん2号で、みにぃは?!と提案。
OKが出て、みにぃが2代目のねこちゃんになりました。
みにぃを引き取る前に、病院の先生が、父猫は分からないけど母猫はとっても気質の良い猫だから、この子も大丈夫だと思います。と言われたらしいですが、
いやー、気の強い、本当にお転婆娘だったみにぃ。
前のねこちゃんは気の優しい、ある意味ねこちゃんっぽくない子だったから、ねことはこんなもんだと思っていましたが、カーテンを駆け上り、カーテンレールも走り回り、とにかくすっごくやんちゃな子で、しかも抱っこが超嫌で、構われると本気でシャー!とイカ耳で抵抗し、手を傷だらけに(構うからなんですが)させられる事、しょっちゅうでした。
野良猫なら警戒心強いの分かるのですが、一度も野良猫になった事ない子で、もともと気が強い子だったんだと思います。
そんなみにぃですが、すごく寂しんぼで、同じ部屋に人がいなくなると不安で探しまわり、誰かと同じ空間にいて、自由にのんびり過ごすのが一番だったよう。
1代目みーちゃんとは真逆だったのですが、やっぱりねこは無条件に可愛くて、寝ている隙を見計らってはスリスリし、怒られる、を繰り返していました。
猫ってなんでこんなにあざと可愛いでしょ♡
暑い夏はいつも脱力系で
なぜか片手をぶらんとさせるのが好きなこでした。
逆に寒い冬はコタツ大好きで、コタツでホットになりすぎると出て来て、テーブルの上にのぼり、みかんでクールダウンしてるのもよく見ました。笑
こんなふうに苦しい体勢で寝る事もしばしば。
「息できてるの〜?」と心配になりツンツンしていた事も懐かしい。
基本自由を愛していたみにぃですが、人を使うのはとっても上手で
水が飲みたくなったら目をじっとみて、「ついてきて」とスタスタとお風呂場やらシンクの蛇口まで誘導され、「お水だして、ゆっくりね」と目で合図されます。
お水が入っていてもほとんど飲まなくて、「私、新鮮なお水しか飲みたくないの」とツーンとしていました。(しかもよくお水飲む子だった)
あとはトイレに行きたい時も、「トイレするから見てて」と言ってるみたいに猫トイレに誘導され、出来たら「すごいね〜!」と褒められるのを分かってるような振る舞い。
なので実家にいる時は、水出し、トイレでの見守り、と私は忙しかった訳です。笑
みにぃの話はレッスンの時にも時々していたり、ブログに書いた事もありました。
そしたらSさんが、みにぃの絵本を3冊も作って下さって、それが私の宝物です。
3冊の絵本とみにぃ。記念撮影。
「にゃこるね」のお店がお気に入りのみにぃ。
くんくんしておりました。
Sさん、本当にありがとうございます😭
今年の2月に帰った時はもう食欲もあまりなく、歩く時もヨロヨロっとする事もあり、もともと細身だった体は骨感が分かるくらいに痩せていました。
それでもお腹空いたよ〜って催促してくるし、お水入れてって要求してくるし、トイレも自分でちゃんと出来ていました。
うちには結構良い電気治療椅子があって、そこには自分から乗りたがる、と父から情報を入手。
早速椅子に座ってみると、まんまとみにぃが私の膝に乗ってきてく、この上ない幸せ♡
こんなことはほとんどない、レアな事。
それだけ体が辛く、電気治療椅子に座るとほんわり暖かく、電気が流れるのが気持ちよかったのかも。
気持ち良すぎて、私の膝の上でびよよ〜んと伸びて、ずっと寝てくれました。
この前の帰省時は、みにぃホイホイのために私も椅子に座り、なんだか調子良かった気がします。笑
私以上に兄たちはみにぃから警戒されていつもフーフー言われているので、「この椅子に座るとみにぃが乗ってきてくるよ!」とLINEしたほど。
こんなに早く亡くなると思わなかったので、兄たちにこの幸せを分けてあげる事が出来なかったことが残念です。
昨日はそんな事も思い出して、泣けて泣けて仕方なかったので、思い出としてブログに書いておこうと思いました。
気が強かったけど、頭がとっても良くて「面白い子」と両親がいつも言っていて、子供たちが家を出てから17年間、両親を癒してくれていたんだなと思うと本当に感謝です。
小さい時から動物を飼う事が夢だった私に、2匹もねこちゃんを飼う事を叶えてくれた両親にも感謝です。
ちゃんと看取れる命しか飼わないと言っているので、もう実家で動物を飼う事はないはず。
帰省の楽しみに一つが、みにぃに会う事だったのでとっても寂しいですが、動物を無条件に愛するという事を教えてもらえた貴重な経験でした。
今の仕事や家を空ける事も多い私が、動物を飼ってお世話する事は難しく、これから動物と一緒に過ごせる日が来るかは分かりせんが、2代のねこちゃんたちのことは一生忘れないだろうなと思います。
みーちゃん、みにぃと触れ合うことが本当に癒しであり、幸せでした。
たくさんの楽しい思い出を本当にありがとう✨✨