昨日はお菓子教室で講師のお仕事の日。
今月は『抹茶のカップシフォンケーキ』です。
毎月第3水曜日が私の担当で、
レッスンに通っている子ども達の事も分かるようになってきました。
しかし・・・
4月から新たに2名の生徒さんが加わり
その2名とも新1年生。
そして今月は振り替えで2年生の子も加わり
明らかに小さい子がたくさん。
シフォンケーキ作りはそんなに難しくありませんが、
卵黄の泡立て、卵白の泡立て、生地を混ぜ合わせ
型に流し込んで焼く。
この工程を途中でストップする事は出来ないので
ノンストップの説明・デモになります。
ただただハンドミキサーで混ぜ合わせる工程、
(混ぜるだけでも色んな説明をしますが)
聞いている子ども達はどんどん集中力がなくなり
あくびをしてしまったり、体勢がぐにょ~っとなってきたり。
明らかに飽きてます^^;
今回のお菓子作りのポイントはハンドミキサーの使い方。
細かく速度や時間が決まっています。
私でも分かりにくいので、ホワイトボードに詳細を書いて下準備。
でも、これ全然意味がなかったのです。
高学年の子ども達には理解出来ても、低学年の子どもには
漢字も時間も理解出来ないんですよね^^;
後から先生にそう言われて「あ・・・・そうか・・・」と。
タイマーを見て、1分30秒したら速度を3番にして・・・とか
30秒たったら牛乳を加えて・・・とか普通に説明していましたが
新1年生はタイマーをみたまま固まっています。
挙句にはストップ押して止めちゃったり。
でも、これも私の意識不足。
タイマーの見方や、数字の認識も新1年生には分からないのです。
こんなに歳を重ねると、分からない事が分からなくなってます^^;
だからと言って、皆に分かるように丁寧に一から説明していては
レッスンが成り立たない。
時間の制限もあるし、年齢の差も理解力の差も出来る事の差も
全て考慮してレッスンの流れを組み立てなければならないのです。
子どもに教えるって、簡単なようで、すごく難しい事なのです。
撃沈していると、
「acoちゃんが1人で皆を動かそうと思ってもそれは大変だし無理だよ。
だから、今まで通っている高学年の子達に
お姉さん、お兄さんの自覚を持って小さな子の面倒をみてもらえるように
上手に動かすようにするのが良いよ。」
との先生のアドバイス。
その言葉の通り、先生が
「〇〇ちゃん、どうすると良いか教えてあげて」と先輩生徒さんに言うと
きちんと小さな子に説明して教えてあげていました。
その後は教えてあげれた事を褒める事。
そうすると、自覚が芽生えどんどん率先して動いてくれるようになるんですね。
お菓子作りを教える事以外に学ぶ事が本当に多いです。
そんな感じで慌しいレッスンでしたが、
それなりにちゃんとシフォンが出来上がりました☆
考えると、1時間半位、座らずにずっと立って作業出来る
子ども達ってすごい!
来月のレッスンもかなり心配ですが、今月の事を思い出し
楽しいレッスンになるように頑張ります!
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