3月のフランス菓子レッスンは2度目のサントノレ。一期一会のお菓子教室、毎回毎回違うルセットの違うお菓子を教えて頂いていましたが、新しい生徒さんも増え、昔やったお菓子を習いたい!という声も増え、年に2つまでアンコールレッスンのお菓子が登場します。
2009年から通い出し、初めてのアンコールレッスン!サントノレ、すごく大変な記憶だけがありどんなレッスンだったか、当時のブログを今朝読み返してみました。大変だった事は分かったけど、あまり参考にならず。。。それどころか、サントノレの事を『サントレノ』と何度も書いていた・・・^^;
そんなサントノレ、組み立てはとても複雑です。
パート・シュクレ(タルト生地)
パータ・シュー(シュー生地)
プラリネ入りパティシエール
クレーム・オ・ブール入りパティシエール
飴
クレーム・シャンティ
・・・何かの呪文のよう・・・
仕込み済みのシュクレ生地とクレーム・オ・ブールと計量済み材料が無かったら、気が遠くなるお菓子です。しかもこのお菓子、当日食べ!お菓子教室じゃなかったら作らないです、間違いなく。
でも、こういう大変なお菓子作りは嫌いじゃありません。お家で毎日食べるお菓子ではないけど、やりきった感、達成感、そして何より、とっても美味しい^^。1人ではきっと大変だったり面倒で出来ないお菓子作りが、教室で皆で一緒に作れるのはとても楽しいです。
2度目のサントノレ、初めましてな事が多いのにも驚きます。こんもりとプラリネ入りパティシエールを中心に盛り、その後で緩いシャンティをパレットで塗るのですが、本当に初めましてな気持ちでした。先生に「私2度めですが、全く覚えてません。初めましてって感じです」と言うと、「ね~私も」って。先生もなら、まぁ良いか(笑)
こちらの小さなティ・シュー。この子の為に、クレーム・オ・ブール入りのパティシエールを作ります。すごい手間とこだわり。プラリネ入りのクリームで良いんじゃないかと思うけど、やっぱりクレーム・オ・ブール入りのパティシエールは美味しいです。また呪文みたいになってきた・・・
そして160度までぐつぐつ煮た飴をシューの頭にチョコンと付け、ピスタチオを手早くくっ付けて、シューの底の端の方にまた飴をチョコンと付け、土台の周りに貼り付けて行きます。飴がなかなかやっかいです。私のたどたどしい手つきを見ながら「そうじゃないよ、横に振ってヒョイだよ」と何度言われても、頭と手と飴は言う事は聞いてくれず、最後までヒョイがうまく出来ませんでした。。。くっ付いたから良しとします。
均等に10個プティ・シューを乗せて行きます。悲惨な出来に見えたけど、リカバリー力で何とかなってる(笑)シューの膨らみが小さく、あまりクレームが入らなったのと、やっぱり私のシューは火抜けが悪いようです。。。練り過ぎ・・・?見た目では分からないシューの難しさ・・・
とりあえず、見た目は大切なので盛り盛りデコリましたが。。。相当カットが難しく、かなりひどい事になりました。
またアンコールレッスンで出て来るまできっと作らないサントノレ、美味しかったです♥